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MY JOURNEY@イギリス

MY JOURNEY@イギリス

ベルギーの旅♪

ベルギーへの旅
brugge

2002.7.15
ベルギーへの一泊旅行

朝4時に目覚ましがなる。
昨日は一睡もできなかった。。

朝予約したタクシー(しっかり遅れて来た)に飛び乗り
ロンドン・ウォータールーへ。
ここのインターナショナル駅からユーロスターに乗り、
ベルギーへ向かう。
今日はお昼頃ブリュッセルに着いて、観光し、
そこから特急で1時間ほどのブルージュで1泊。

ブリュッセルには行ったことがあるけど
ベルギー1の観光地でもあるブルージュは
かねてから行きたいところだったので楽しみ。
北のベニス、とか天井のない美術館、なんて呼ばれる街。

朝から電車の切符を買うのに、
普段1泊2日の往復で17.80の私の切符が約30ポンド、
母の割引なしの切符が約40ポンドと
しかも遅れて来てのろのろ運転、
そんなのに日本の新幹線より高額な料金を取られて唖然。
(帰りなんて、母がカルチャーショックを受けてしまった
例の各駅の車両が来て:とにかく汚い。
私はすっかり慣れてしまったけど
やはり世界一高い、かつ遅れるわ、キャンセルだわ、
途中でバスに乗り換えろだわ、
事故致死率世界ナンバー1だわ、車両は汚いわの、
大英帝国のBR。)

ウォータールーに無事早く着き、
母は夏のセールの恩恵を早速受け、
破格の値段でお土産のスカーフをゲット。

ユーロスターに乗るのは3度目。
今回も2等に乗ったけど、次は1等に乗りたいなぁ。。
相変わらずBAなんて目じゃない
美人~で素敵なお姉さん(乗務員さん)が
改札にもホームにもいっぱい。
母は大喜びでサンドイッチを買い込み、
私は昨日からの急な暑さと睡眠不足でばてばてで
ブーツでお寿司(まずい)を買って車内へ。

事故で遅れていて、やっとドーバーを通過。
ブリュッセルに約20分遅れで到着。
いよいよ初のユーロに両替。
前回の国外旅行がユーロ切替り前日だったので
こちらでは結構遅めのユーロ体験。
荷物を預けてブリュッセルの地下鉄に乗り、
ブリュッセル一の名所、グラン・パレスと
小便小僧を見学に向かった。
グラン・パレスはヨーロッパ1きれいといわれる広場。
ヨーロッパ中を旅したけど、確かにそれは当たってるかも。。
前回は冬だったけど、
今回は最高の季節に来れてまた違った印象。
小便小僧も、例のワインオープナーなども相変わらず健在。

まだあまりお腹が空いてなかったので
ムール貝のかわりにカフェでベルギーワッフルを食べることに。
創業数百年の老舗の有名なカフェでのワッフル。
すっごいおいしかった。
道端のスタンドの物と全然違った味。

ベルギー名物のレースやゴブラン織のお店や
チョコレートやさんを見て歩き、
夕方に駅に戻っていざブルージュへ。
私は一日中へとへとだったので電車で眠ってたら
ブルージュに着くはずの時間なのに
電車は全然止まらなくてスピードアップ。。
ちょっと不安。。
観光客の多い路線のはずなのに
アナウンスはフランス語?オランダ語?のみ。
全く理解できない車内アナウンスに困っていたら
隣で母は降りる体制。。「次降りるわよ」
え?
「ぶるげ!ぶるげ!」って言ってたよ。
そんなぁ・・・
どうしようと思ってたらほんとにほどなくして
ブルージュに到着。
すごい!これからオランダ語の通訳は母に任せましょう。

路面電車とタクシーを乗り継いでホテルへ。
名物の運河沿いのすごく素敵なホテル!
部屋はものすごーく広い!
今住んでる部屋がものすごーく狭いのでそれだけでもうれしい!
窓からは理想的なヨーロッパの街角って感じの景色。
せっかく来たので疲れてたけど外へ出て
広場やお土産屋さんを少し見て歩き、
いよいよ夕食のレストラン探し。
さすがに観光地だけあってすごい数。
でも、どこも似たようで、どこもいい感じなようで
どこもイマイチといった感じ。
その中で店構えもロケーションも他の店とは違った
銅細工の素敵な魚のかかったレストランへ入った。

どひゃー!
とっても素敵なレストラン!
そしてとっても素敵なメニュー!
とってもとっても素敵なお値段!
メインが100ユーロ?
これっていくら?しえ~
幸いお店のギャルソン氏はフレンドリーな方で
日本語も少し話して日本人に慣れた感じ。
「スターターはシェアします」とか
「飲み物はベルギービールを1杯」とかおそるおそる。
私なんて値段のないメニューを頼み、
スターターにシーフードのパスタ、
母はブイヤベース、私は帆立をメインに。
お店のおごりです、と素敵なオードブルも付いてお腹いっぱい。。
お会計もいっぱい。。

ま・いっか。。美味しかったし・・てなことで
ベルギーの夜はふけていきました。


2002.7.16
ブルージュ

朝食をとって、チェックアウトして、
さぁブルージュ観光。
おめあての運河クルーズボートが
すぐ近くで乗れたのでチケットを買って船を待つ。
後で気づいたけど、私たちが船を乗ったところは
絵葉書になってるぐらいすごくきれいな場所だった。
列の先頭だったので船も一番前に乗り込み、
約30分のクルーズスタート!

前日は曇ってて寒かったけど、
今日は青空が広がって晴天。
夏のヨーロッパ!って感じのまさに観光日和。
ブルージュはヨーロッパで人気の観光地だけあって
観光客も相当な数。(なぜか中年の男女ばかり)

ブルージュは水の都と呼ばれるだけあって
町中に運河が流れ、50以上の橋がかかっている。
ブルージュって言葉も橋という意味。
オランダにほど近いフランドル地方の元・商業都市。
12~13世紀には海と水路で結ばれていたため
貿易港として栄えたようだけど、水路が浅くなって途絶え、
そのまま中世の景観を残してすたれたという歴史の街。
イギリスでも人気の観光地で、
あちこちで写真を見かけるたびに、
いつか行ってみたい、運河めぐりしてみたいと思ってた。
前回のベルギーのひとり旅の時は
ブリュッセルに2泊して、そのうちの1日を
アントワープかブルージュに行くか迷って
やっぱりこどもの時から気になってた(?)
アントワープの大聖堂の例のルーベンスの絵を見に行った。
そう、ネロが死ぬほど見たがって、
最期にパトラッシェと死んだあの教会の絵。
ルーベンスが好きなので彼の生家も見れて
アントワープに行けたのはとてもよかった。
まさかベルギーに二度も来るとは夢にも思わなかったけど。

クルーズを楽しんだ後は、
マルクト広場、鐘楼、ブルグ広場、教会や市庁舎を外から観光。
お土産屋さんを何件か回って、
テディベアのゴブラン織のクッションを買った。かわいい♪
有名なペギン館修道院、愛の湖公園なんかは
船で回ったのでそこまで見に行かなかった。
風車を見に行くのもばてばてでやめた。。
郵便局で記念切手を買うのにお兄さんと格闘。
彼の思う「かわいい・おすすめ」切手と
私たち親子の思うかわいいが違ったため苦労した・・
おかげで変なベルギービール工場の切手なども
買わされる羽目になったが、かわいい小鳥の切手も購入。
ベルギー(唯一?)の有名人、タンタンのお店で
母は急にセーターを買ったりしていた。

マルクト広場に面したレストランのバルコニーで
母は念願のムール貝、
私は今回のベルギー旅行で食べたかった名産の小海老のサラダ、
(ウナギは前日ちょっとだけ食べれた)
ムール貝も小海老もすごくおいしかった!
なんか変な国。
ビールに、ムール貝に、ポテトフライに、チョコレートの
美味しい小国、ベルギー。
デザートにお腹一杯だったけどせっかくなんで
チョコレートムース。おいしかった。。
(ほんとはフランドル地方の郷土料理を出してる
フレンチレストランに行ったんだけど予約でいっぱいだった)

カリヨンの鐘が街中に響いて、
馬車のひづめの音が絶えず聞こえて来る、
まさに、古都って雰囲気のブルージュ。
うーん・・もしベニスを知らなかったら
すっごく好きになってたかも知れない。

これぞという観光地もなく(勝手に省略しただけ?)
のんびり過ごせたので日本人よりはヨーロッパ人向き。
建物や美術館などなどをちょっと見飽きてる私には
とってもちょうどいい街でした。

夕方ブリュッセル駅に戻って
もうその頃は私の疲れと風邪?が大ピーク。
またも咽喉がやられてぐったり。。
前日から日本から空輸の特効薬で抑えてたものの
帰りのユーロスターではへろへろでした。

しかし。。
まだ私には。。
大仕事が。。
そう、再入国。

面倒なんだなぁ、これが・・
今回も用意できるだけの資料を山ほど持ってきたけど・・
と、思ったら突然の車内検札。
終電だったからかな?無事ウォータールーではおとがめなし。
ふぅ・・・
国外に出る度にこんなに怖い目にあうんだもんな。。
EU人や現地人の奥さんが羨ましい。
イギリスのパスポートコントロールは
ほんとーーーにキビシイのです・・・
(友人はみな1~2時間つかまった経験アリ。
彼氏はいるのか?とか
子どもは好きか?とか←保母の友達のケース。
荷物を掘られてこれは何に使うのか?とか・・)

サウサンプトンにたどり着いたのは深夜0時。
あー疲れた。咽喉が焼けるように痛い。




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